2015年6月24日(水)
梅雨の晴れ間を狙って八丁池へ
朝、明るい光が射していました。
チャンス! と急いで出発
1時間余りで天城峠の登り口到着。
少々胸に堪えることがあったので、ウダウダ堂々巡りをしないように、累積標高差±1260m、歩行距離16Km ほどの少しきつめのコースを選びました。
久しぶりの旧天城隧道は時が止まったかのように静かでした。
不思議な空間。中は異界のようで、ぽっかり向こうの出口の光が。
ほど近く、いきなり急な登りが続く中、早々に鹿の親子に遭遇。
大きな甲高い声で鳴いていました。
上り御幸歩道はブナやヒメシャラの自然林が続き、みごとな巨木もあります。
ヒメシャラは触るとひんやりと冷たくて、水を吸い上げているのがよくわかります。
左╱ヒメシャラ 右╱ヒメシャラ・ブナ
林間には点々と満開のアマギツツジ。
青スズ台から八丁池へ。
お弁当を広げると、遠くからゴロゴロという不気味な音が。
意外な好天気と勇んで出かけましたがやはり怪しくなってきました。
あわてながらもお弁当を完食し、
また上り御幸道を降りてきました。
ブナやヒメシャラの巨木の林を抜けてくると、辛かった出来事も、
「小っちゃい、ちいっさい!」という気分満々になっているのが不思議です。
帰り道は 「道の駅・天城越え」 でワサビソフトを食べるのがお決まりです。